「あの日」
私にちいさな はねが はえたら
遠い遠い あの日のあなたに逢いに行きたい
はずかしくて 照れくさくて言えなかった想い
あなたの瞳をジッとみつめて伝えてみたい
ランドセル背負って通った道は
いつもいつも輝く思い出の場所なの
いまはビルやマンションが建ち並んで
おもかげさえもなくなってしまっているけれど
あの野原に土筆やふきのとう
いっぱいのアザミの花
心の中で思い出という風に揺れている
そしてなつかしく胸をよぎる一番の宝物
それは友達という絆で結ばれていた裏に
かすかに実っていた恋心
私にちいさな はねが はえたら
遠い遠い あの日のあなたに逢いに行きたい
あの日のあなたに逢いに行きたい
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