街は赤と緑の魔法で染まってゆく
誰もが喜びの賛美歌を口ずさむ

あわただしく過ぎていく日々を追いかけながら
どうして私　こんなにがんばって生きているのだろう

ふと通りすがりのショーウィンドウ眺めてみる
ずっと昔　たくさん欲しいものがあった
悩んで悩んだあげく　たった一つの
プレゼントのリクエスト
チェックの靴下に入れて眠ったあの日が懐かしい

サンタクロースさま
あなたが夢を本当に運んでくれるのならば
このハートに　いっぱいの
誰かを好きでいられる愛が欲しい
他には何ひとついらないから・・・

今夜はそんな願いごとカードに添えて
サンタクロース宛てに出した

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そんな彼女の願いが届いたのか一年後には素敵な彼ができました